kyotex-modeのインストール

  1. TeXやLaTeXなどを正しくインストールし、これらの実行ファイルのあるフォルダにPathを通しておきます。
  2. xyzzyをインストールします。設定ファイル.xyzzyまたはsiteinit.lを作成します。.xyzzyを使用する場合は環境変数XYZZYHOMEを作成し、.xyzzyをおいたフォルダへのフルパスをXYZZYHOMEの値に設定しておきます。
  3. こちらからkyotex-modeのzipファイルをダウンロードします。
  4. zipファイルを解凍します。すると、以下のように4つのファイルが作成されます。
  5. 展開したファイルのうち、キーワードファイルKyoTeXとBiBTeXをxyzzyのetcフォルダの中に入れます。
  6. kyotex.lとbibtex-template.lをxyzzyのsite-lispの下に(適当なフォルダを作っても可)置きます。
  7. xyzzyの設定ファイル.xyzzy(←ピリオドから始まっていることに注意!)またはsiteinit.lのいずれもが存在しなければ新たに作成します。.xyzzyを作る場合は、まずXYZZYHOMEという名前の環境変数を作り適当なフォルダを指定します。.xyzzyはそこで指定したフォルダに作ります。siteinit.lはxyzzyの下にあるsite-lispというフォルダ内に作ります。
  8. .xyzzyまたはsiteinit.lのいずれかに以下のコードを書き加えます。1行目ではフォルダ名を指定する際フォルダの区切りはスラッシュ/を使用してください。最後の3行はどの拡張子のファイルを開いたときにkyotex-modeおよびbibtex-modeをロードするかどうかを指定しています。他の拡張子のファイルに対してもこれらのモードを適用したい場合は自由に同様のコードを追加してください。
    (push "kyotex.lをおいたフォルダ" *load-path*)
    (load-library "kyotex")
    (push '("\\.tex$" . kyotex-mode) *auto-mode-alist*)
    (push '("\\.bbl$" . kyotex-mode) *auto-mode-alist*)
    (push '("\\.bib$" . bibtex-mode) *auto-mode-alist*)
    
  9. siteinit.lに上記コードを追加した場合はダンプファイル(xyzzy.exeと同じフォルダにあるxyzzy.wxpやxyzzy.w2kといった名前のファイル)を消去します。
  10. xyzzyをいったん再起動し、拡張子が.texのファイルを開きます。図のようにキーワード(\citeなど)の色が変わること、一番下のモード行に(KyoTeX)と表示されること、およびメニューの右端にkyotex-mode用のメニューが追加されていることを確かめます。
  11. Ctrl+l, Ctrl+oとタイプすると、現在のtexファイルがコンパイルされます。ウィンドウが縦に2分割され、そこにTeXからのメッセージが表示されます。コンパイルが完了するとウィンドウは元に戻ります。