Bibファイルのパスを通す
従来から論文を書くのに使用していたWinedtとの相性からMiKTEXを導入したところ,bibファイルの移植も必要になりました.
日本語用に従来のTEXシステムを残しているので,両方で文献データベースを使いたい,ということで見つけた方法が
環境変数に
BIBINPUT=bibファイルのパス
を加える,というもの.
これで複数TEXで文献データベースを共有できるようである.
WinEdtのローカル変数としても設定できる
Options/Execution modes/Variables
を参照
PDFのコレクションからbibファイルを作る方法
Mendeleyをダウンロードして,ローカルに保存されたpdfファイルのリストを作成する.
最近のpdfファイルの場合,論文題目,雑誌名,巻号,ページなと基本的な情報は自動的に認識される.
Physical Review 系の雑誌ではarticle numberがページとして認識されないようで、多くの場合page変数が1になるのでMendeleyで修正が必要。
テキスト化されていないpdfファイルでは,テキスト埋め込みを行って再度Mendeleyに登録する.
これらの情報をbibtexの書式で指定のファイル名で保存することができる.
Path, ファイル名の設定はMendeleyのOptions/BibTeXを参照
bibtexデータベースの主キー(texファイルへの引数)は citation key で設定する.
citatoin key は自動的に生成される場合もあり.
Mendeley上でデータを更新しても同一のエントリーがある場合、出力結果に反映されないので、bibファイル上で削除する
Winedt+MikTEX+Bibtex
論文を書くときにはすばらしいツール.(それでも遅筆は直らない)
bibファイルを同時に開いておくと,citation keyの候補が現れる.
pdfコンパイルも一発.