本日から2024年 第71回応用物理学会春季学術講演会が東京都市大学で実施されます。
M1宮本君将志君の講演「Bi2212ジョセフソンプラズマエミッタの同期現象の時間発展解析」は講演会全体で12件選出される注目講演として、明日23日午前に超伝導大分類12P会場で行われます。学会参加の皆様のご来場・オンライン接続をお待ちしております。
先だって3月18日に応用物理学会よりプレスリリースが出されております。
本日から2024年 第71回応用物理学会春季学術講演会が東京都市大学で実施されます。
M1宮本君将志君の講演「Bi2212ジョセフソンプラズマエミッタの同期現象の時間発展解析」は講演会全体で12件選出される注目講演として、明日23日午前に超伝導大分類12P会場で行われます。学会参加の皆様のご来場・オンライン接続をお待ちしております。
先だって3月18日に応用物理学会よりプレスリリースが出されております。
掛谷准教授らの論文が掲載されたNature Photonics誌3月号が発行されました。
Nature Photonicsウェブサイトのトップに3月号のイメージとして表示される絵に、高温超伝導体からの周波数変調テラヘルツ波放射をイメージするイラストが採用されました。
当初、表紙イメージとして、下の図を応募したところ、結果としてHero Imageに採用され、3月中はより多くの方の目に触れることになります。
2023年12月に電気通信大で行われた1000T学術変革領域の第2回領域会議で米澤が口頭発表をしました。また、ポスター発表を行った博士課程学生の山根君がBest Presentation Award Gold Prizeを、学部4年生の川渕君がSilver Prizeをそれぞれ受賞しました。
掛谷准教授が滋賀県立膳所高等学校でサイエンスプロジェクトでの講義を行いました。
講義では、超伝導と物理学に関する話に加えて、海外で研究を経験したときに感じたことについて、イギリス海外研修を控えたサイエンスプロジェクトの高校生にお話をしました。
海外生活の楽しさと同時に、普段は耳にすることのなさそうな表現で厳しさを伝えました。
熱心に聞いて、質問もしてくださり、近い将来大学で一緒に研究したいな、と思わせる生徒さんたちでした。
高温超伝導体を用いたテラヘルツ発振デバイスで周波数変調に成功した結果がNature Photonicsに掲載されました。
Masashi Miyamoto, Ryota Kobayashi, Genki Kuwano, Manabu Tsujimoto & Itsuhiro Kakeya, Nature Photonics (2024)
併せて京都大学からプレスリリースを出しました。
電子工学専攻の掛谷一弘准教授、宮本将志修士課程院生ら、産業技術総合研究所量子・AI融合技術ビジネス開発グローバル研究センターの辻本学主任研究員らの研究グループは、ビスマス系高温超伝導体を用いた超伝導テラヘルツ光源からエフエム(周波数数変調)電磁波の空間への放射を実現しました。
空間を飛ぶ電波・光を用いて大量のデータをやりとりする高速無線通信の要望が、コロナ禍を経てますます高まっています。その世界的な需要に対応するために、さらに進化した無線ネットワーク、Beyond 5G/6G技術の開発が急ピッチで進んでいます。こうした無線通信に必要な電磁波の周波数帯であるテラヘルツ帯の光源のひとつとして、超伝導テラヘルツ光源が研究されています。本研究グループは、超伝導だけが持つ性質であるジョセフソン効果を利用することで、市販の信号発生器から発生する3ギガヘルツのマイクロ波信号をテラヘルツ波に乗せて送信する、テラヘルツ波エフエム技術の開発に成功しました。実験の結果、現行の光ファイバーインターネットサービスの100分の1以下の時間で4K動画などの大きなデータを、無線で送れる能力を持つことが示されました。
本成果は、2024年1月10日に英国の国際科学学術雑誌Nature Photonics誌にオンライン公開されました。
マイナビニュースに掲載されました(2024/1/15)
京大、61GBを3.8秒で送信するFM方式での高速テラヘルツ波送信に成功
日本経済新聞に掲載されました
8K映像の即時伝送も 京大など、高周波を超電導体で送信(2024/1/18)
8K映像を即時送信する技術(2024/1/19)
1月1日付で助教として池田 敦俊(いけだ あつとし)が着任しました。今までは物質合成がメインでしたが、新しい研究室で新しい専門分野を開拓していきます。よろしくお願いいたします。
研究室卒業生の小森祥央さん(現名古屋大学理学研究科助教、当研究室では2016年博士修了)が第18回(2024年)日本物理学会奨励賞(領域6)を受賞しました。おめでとうございます。
小森さんは、当研究室での大学院生時に銅酸化物高温超伝導体であるPb1212エピタキシャル薄膜の育成に世界で初めて成功しました。その経験を持って臨んだケンブリッジ大学での博士研究員としての研究で超伝導体薄膜と強磁性体薄膜多層構造における近接効果に関して画期的な研究成果を得ました。その成果が今回評価され、受賞に至りました。
授賞式は3月19日9:15より、日本物理学会2024年春季大会(オンライン)F1会場にて行われます。
12月18日から20日にかけて、仙台市の東北大学金属材料研究所で実施された第29回渦糸物理ワークショップにおいて、掛谷、小林(D1)が口頭発表、大平(B4)がポスター発表を行いました。
12月11日から16日において京都国際会館で実施したMRM2023において、米澤、掛谷、小林が口頭発表、山根、西村、柳生、宮本がポスター発表を行いました。
M1の宮本将志君が第22回低温工学・超伝導若手合同講演会(低温工学・超電導学会関西支部)において、最優秀発表賞である信貴賞を受賞いたしました。おめでとうございます。