大阪医科大学(高槻市)で開催された第20回正常圧水頭症学会で掛谷准教授が招待講演を行いました。
講演題目は「宇宙飛行中の脳脊髄圧:測定不可量推定のためのモデル化」
講演後の懇親会では、新たな共同研究の話し合いが様々な医学系の研究者とできました。
大阪医科大学(高槻市)で開催された第20回正常圧水頭症学会で掛谷准教授が招待講演を行いました。
講演題目は「宇宙飛行中の脳脊髄圧:測定不可量推定のためのモデル化」
講演後の懇親会では、新たな共同研究の話し合いが様々な医学系の研究者とできました。
2019年1月18日から21日までアメリカ・フロリダ州のセントラルフロリダ大で行われたPlasma2019 workshopで、掛谷が招待講演を行いました。
講演題目は”Circularly polarized terahertz-wave emission from monolithic Bi2212 devices“、高温超伝導デバイスから放射されるテラヘルツ電磁波を円偏光に制御する方法とそこからデバイス表面における電流分布の議論について報告いたしました。講演後、多くの参加者から質問があり、とくにホットスポットと偏光の関係についての議論が盛り上がりました。
また、学会では最近発見された超高圧下の室温超伝導のセッションがあり、多様な興味深い議論が繰り広げられました。
バンケットは主催者のRichard Klemm先生の自宅で行われ、50人もの参加者を収容するリビングの広さに驚きつつ、世界中から集まった研究者と楽しい時間を過ごせました。
次回の学会は、東ヨーロッパのモルドバ共和国の首都キシナウで2021年5月に開かれることに決まりました。


12月3日から5日まで福島県いわき市のスパリゾートハワイアンズで行われた第26回渦糸物理国内会議にて、掛谷が口頭発表を行いました。
「モノリシック超伝導ジョセフソンプラズマ光源の偏光測定と制御」
と題して、高温超伝導体からの円偏光テラヘルツ放射の進展など複数の話題を提供しました。
会議では、ボルテックスフォーラムの設立が議論され、2019年度以降の渦糸会議の実施主体をボルテックスフォーラムが担うことが検討されました。
2019年度は、集積機能工学研究室がホストとなることが決まり、掛谷がボルテックスフォーラムの幹事の一人に任命されました。
11月30日に関西学院大学大阪梅田キャンパスで行われた、低温工学・超電導学会関西支部若手合同講演会でM2の藤田秀眞が発表を行いました。
講演は、「高温超伝導体メサ構造アレイからのテラヘルツ放射の偏光特性」という題目で、ごく最近の研究成果を発表しました。
11月26日から28日までに東北大学片平キャンパスで行われた「強磁場コラボラトリにおける物性研究の現状と展望」で掛谷が発表を行いました。
講演題目は
「銅酸化物超伝導体における準粒子トンネル伝導の強磁場応答」
2018年の3月に修士を終了した岡本君が大阪大学で行った実験結果から超伝導体に関する新しい研究指針を示しました。
微細加工を用いた新鮮な研究発表に対して、質疑応答が盛り上がりました。
9月17日から21日までトルコ、イズミルで開催された3rd International Science and Applications of Thin Films, Conference & Exhibition, で特定研究員のAsem Elarabiが
“Polarization Properties of Terahertz Radiation Monolithically
Generated from Bi2Sr2CaCu2O8+δ Mesas. ”
と題して招待講演を行いました。
9月18日から21日まで名古屋国際会議場で行われた応用物理学会秋季学術講演会で2件の口頭発表を行いました。
2018年9月20日(木) 10:15 〜 10:30
〇前田 慶一郎1、アセム エララビ1、藤田 秀眞1、掛谷 一弘1 (1.京大院工)
2018年9月20日(木) 15:00 〜 15:15
〇掛谷 一弘1、エルアラビ アセム1、前田 慶一郎1、藤田 秀眞1、辻本 学2(1.京大院工、2.筑波大数理物質)
9月9日から12日まで京田辺市の同志社大学京田辺キャンパスで行われた日本物理学会2018年秋季大会で2件の発表と1セッションの座長を行いました。
10pB204-8 「電気二重層トランジスタを用いた低キャリア密度超伝導体BaPb0.7Bi0.3O3へのキャリアドープ」
小森祥央, 掛谷一弘
京大院工
12aB203-3 「Bi2212固有ジョセフソン接合からのテラヘルツ発振の偏光特性とデバイス表面温度分布」
アセムエルアラビA, 藤田秀眞A, 辻本学B, R. WielandC, F. RudauC, R. KleinerC, ◯掛谷一弘A
京大院工A, 筑波大数理物質B, テュービンゲン大学C
領域6, 4合同シンポジウム「量子磁束の構造と制御による超伝導位相物理の構築」前半座長
2018年6月25日から28日までの間、2003年ノーベル物理学賞を受賞したアレクセイアブリコソフ博士(2016年逝去)を顕著する国際会議がロシア、モスクワ近郊のチェルノゴフカにあるランダウ研究所で行われ、掛谷が招待講演を行いました。
アブリコソフ博士は、1950年代から1991年までランダウ研究所を拠点に超伝導の磁場中での振る舞いや磁性と超伝導が共存する物質についての研究をすすめてきました。1991年に米国のアルゴンヌ国立研究所に移り、2003年にノーベル物理学賞を受賞しました。
会では、アブリコソフ博士の学術的な業績だけでなく、ユーモアに満ちた人柄を称える声が多く聞かれ、非常に有意義な集まりになりました。
昨今の米露間の関係が影響し、米国の国立研究所からの講演が取り消されたという残念な点がありましたが、ロシアの学術文化に触れることができ、今後の研究の発展につながる会合でした。



3月26日から27日の2日間、つくば市の物質・材料研究機構 千現地区で開催されたつくば-柏-本郷 超伝導かけはしプロジェクト ワークショップで掛谷准教授が招待講演を行いました。
講演題目は「銅酸化物高温超伝導体における集団的固有ジョセフソン現象」
高温超伝導の基礎物性研究者の間での活発な議論が繰り広げられました。