9月17日から21日までトルコ、イズミルで開催された3rd International Science and Applications of Thin Films, Conference & Exhibition, で特定研究員のAsem Elarabiが
“Polarization Properties of Terahertz Radiation Monolithically
Generated from Bi2Sr2CaCu2O8+δ Mesas. ”
と題して招待講演を行いました。
「学会発表」カテゴリーアーカイブ
応用物理学会で2件の発表
9月18日から21日まで名古屋国際会議場で行われた応用物理学会秋季学術講演会で2件の口頭発表を行いました。
2018年9月20日(木) 10:15 〜 10:30
〇前田 慶一郎1、アセム エララビ1、藤田 秀眞1、掛谷 一弘1 (1.京大院工)
2018年9月20日(木) 15:00 〜 15:15
〇掛谷 一弘1、エルアラビ アセム1、前田 慶一郎1、藤田 秀眞1、辻本 学2(1.京大院工、2.筑波大数理物質)
日本物理学会で2件の発表
9月9日から12日まで京田辺市の同志社大学京田辺キャンパスで行われた日本物理学会2018年秋季大会で2件の発表と1セッションの座長を行いました。
10pB204-8 「電気二重層トランジスタを用いた低キャリア密度超伝導体BaPb0.7Bi0.3O3へのキャリアドープ」
小森祥央, 掛谷一弘
京大院工
12aB203-3 「Bi2212固有ジョセフソン接合からのテラヘルツ発振の偏光特性とデバイス表面温度分布」
アセムエルアラビA, 藤田秀眞A, 辻本学B, R. WielandC, F. RudauC, R. KleinerC, ◯掛谷一弘A
京大院工A, 筑波大数理物質B, テュービンゲン大学C
領域6, 4合同シンポジウム「量子磁束の構造と制御による超伝導位相物理の構築」前半座長
ノーベル賞受賞アブリコソフ博士の記念シンポジウムで招待講演
2018年6月25日から28日までの間、2003年ノーベル物理学賞を受賞したアレクセイアブリコソフ博士(2016年逝去)を顕著する国際会議がロシア、モスクワ近郊のチェルノゴフカにあるランダウ研究所で行われ、掛谷が招待講演を行いました。
アブリコソフ博士は、1950年代から1991年までランダウ研究所を拠点に超伝導の磁場中での振る舞いや磁性と超伝導が共存する物質についての研究をすすめてきました。1991年に米国のアルゴンヌ国立研究所に移り、2003年にノーベル物理学賞を受賞しました。
会では、アブリコソフ博士の学術的な業績だけでなく、ユーモアに満ちた人柄を称える声が多く聞かれ、非常に有意義な集まりになりました。
昨今の米露間の関係が影響し、米国の国立研究所からの講演が取り消されたという残念な点がありましたが、ロシアの学術文化に触れることができ、今後の研究の発展につながる会合でした。
つくば-柏-本郷 超伝導かけはしプロジェクト ワークショップで招待講演
3月26日から27日の2日間、つくば市の物質・材料研究機構 千現地区で開催されたつくば-柏-本郷 超伝導かけはしプロジェクト ワークショップで掛谷准教授が招待講演を行いました。
講演題目は「銅酸化物高温超伝導体における集団的固有ジョセフソン現象」
高温超伝導の基礎物性研究者の間での活発な議論が繰り広げられました。
第65回応用物理学会春季学術講演会で発表
3月17日から20日の間、早稲田大学西早稲田キャンパスで開催された第65回応用物理学会春季学術講演会で藤田、アセムの2名が口頭発表を行いました。
〇Asem S Elarabi1、Yusuke Yoshioka1、Yusuke Todaka1、Shuma Fujita1、Manabu Tsujimoto2、Itsuhiro Kakeya1(1.Kyoto University、2.Univ. of Tsukuba)
〇藤田 秀眞1、戸高 裕介1、アセム エララビ1、掛谷 一弘1 (1.京大院工)
ISS2017で口頭発表
12月13日から15日の間、東京都千代田区イイノホールで行われた第30回超伝導国際シンポジウムで掛谷が口頭発表を行いました。
講演題目は、“Generation of Circularly Polarized THz Radiation from Bi2Sr2CaCu2O8+δ Mesa Structures”
高温超伝導体のテラヘルツ光源に関する全体的なレビューののち、最近確認された円偏光テラヘルツ波の放射について報告しました。
前半で、昨年5月に出版されたレビュー論文が2016年のハイライトに選ばれたため、現在フリーアクセスとなっているという紹介では、かなり興味を持っていただき、講演後、座長をはじめとする国内外名からの聴講者から様々な質問が来ました。
円偏光放射に関する報告に関しては、発振現象をはじめに実証した論文の責任著者である研究者であるU. Welp博士からの質問があり、セッション終了後に昼食をともにしながら議論を行いました。
渦糸物理国内会議で発表
11月27日から29日まで沖縄科学技術大学院大学で行われた
第25回渦糸物理国内会議にて、博士課程大学院生のアセムエルアラビが
Investigations of the polarization behavior of highTc superconducting terahertz emitters
のタイトルで、円偏光テラヘルツ波の発振に関する研究発表を行いました。
物理学会(岩手大学)で2件の発表
9月21日から24日まで岩手大学で行われた日本物理学会2017年秋季大会で、2件の口頭発表を行いました。
23aA29-3 | 2197 |
PbSr2Y1-xCaxCu2O7+δの固有ジョセフソン特性から提案される銅酸化物超伝導体におけるc軸伝導の普遍的記述
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小森祥央, 鵜沢旭, 掛谷一弘
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京大院工
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領域6 |
23pC10-2 | 2129 |
Bi2Sr2Ca2Cu3O10+δにおける固有ジョセフソン効果に観測される多重CuO2層の役割
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野村義樹A, 岡本陸A, 足立伸太郎B, 渡辺孝夫B, ◯掛谷一弘A
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京大院工A, 弘前大院理工B
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領域8 |
Presentation at the 78th Japanese society of applied physics (JSAP) autumn meeting, 2017
“Monolithic polarization control of THz radiation using Bi-2212 mesa geometrical structures.”
Asem S Elarabi1, Yusuke Yoshioka1, Manabu Tsujimoto2, Itsuhiro Kakeya1(1.Kyoto Univ., 2.The Univ. of Tsukuba)