愛知県の海陽学園から生徒4名、先生1名が研究室を訪問されました。
掛谷准教授から模擬講義を受けた後、超伝導体の電気抵抗の測定に挑戦しました。
顕微鏡を覗きながら、髪の毛の太さほどの銀線を超伝導体に固定して、みごとゼロ抵抗を測定することに成功しました。
愛知県の海陽学園から生徒4名、先生1名が研究室を訪問されました。
掛谷准教授から模擬講義を受けた後、超伝導体の電気抵抗の測定に挑戦しました。
顕微鏡を覗きながら、髪の毛の太さほどの銀線を超伝導体に固定して、みごとゼロ抵抗を測定することに成功しました。
7月6日~9日に名古屋大学で開催された15th International Superconductive Electronics Conference (ISEC 2015)において、野村がポスター発表を行いました。
Title | Authors | ID |
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Enhancement of Macroscopic Quantum Tunneling in Bi2-xPbxSr2-yLayCuO6+δ Intrinsic Josephson Junctions | Y. Nomura T. Mizuno H. Kambara Y. Nakagawa I. Kakeya |
DP-P13 |
(文責:辻本)
6月22日に姫路で開催された応用物理学会関西支部の平成27年度第1回講演会「酸化物機能性材料が牽引するエレクトロニクスの新展開」で小森、野村、鵜沢がポスター発表を行いました。
題目 | 著者 | 番号 |
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鉛系新規銅酸化物の90K級超伝導と大電流トンネルデバイスへの応用
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小森祥央、掛谷一弘
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P-10
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Bi系高温超伝導体固有ジョセフソン接合における第二スイッチの巨視的量子トンネル現象に関する研究
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野村義樹、神原仁志、水野孝昭、中川裕也、掛谷一弘
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P-11
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テラヘルツ時間領域分光法を用いたPb1212におけるゆらぎ伝導度の評価
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鵜沢旭、小森祥央、掛谷一弘
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P-17
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(文責:小森)
6月20日に京都大学吉田キャンパスで開催された第5回酸化物セミナーにて、辻本と鵜沢が以下の内容で講演を行いました。このセミナーは工学研究科の藤田静雄研究室、田中勝久研究室、陰山洋研究室、人間環境学研究科の田部勢津久研究室と合同で半年に一回のペースで開催されています。
題目 | 著者 | 所属 |
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Bi系銅酸化物高温超伝導体を使った小型テラヘルツ光源の開発
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辻本学
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京大院工
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テラヘルツ時間領域分光法による超伝導薄膜の評価
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鵜沢旭
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京大院工
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(文責:辻本)
6月17日に放送された関西テレビ『ゆうがたLIVE ワンダー』の京都のモノづくりに関する特集で、最上インクス様の顧客として本研究室が出演いたしました。
(文責:辻本)
6月9日、10日に京都大学基礎物理学研究所で開催された基研研究会「多自由度と相関効果が生み出す超伝導の新潮流~BCSからBECまで~」において、掛谷が口頭発表、辻本がポスター発表を行いました。
題目 | 著者 | 所属 |
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高温超伝導固有ジョセフソン接合における協力的量子トンネル現象
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掛谷一弘
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京大院工
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Bi2Sr2CaCu2O8+δ固有ジョセフソン接合からのコヒーレントな連続テラヘルツ波発生
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辻本学
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京大院工
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(文責:辻本)
スペインマドリード郊外の世界遺産の街、エルエスコリアルで5月10日から15日まで行われた国際学会International Workshop on Vortex Matter in Superconductors VORTEX2015で掛谷が”Coupled macroscopic quantum tunneling in intrinsic Josephson junctions in BSCCOs due to dynamical breaking of the charge neutrality of CuO2 layers “と言う題目で口頭発表を行いました。
本学会は、組織委員から推薦された研究者だけが参加できる会議で、100人程度の参加者の間で、高いレベルの議論が繰り広げられました。
次回のVORTEXワークショップは2017年春にブラジルで開催される事になりました。
5月4日、イズミル工科大学のLutfi Ozyuzer教授にお招き頂き、イズミル工科大学の物理学科でセミナーを行いました。
講演題目は、”Terahertz emission and macroscopic quantum tunneling in intrinsic Josephson junctions: global synchronization and short-range interaction“で、研究室の学生だけでなく、学会の先生方もご出席頂き、講演後も活発な議論が繰り広げられました。
息子さんが京大の桂で大学院生をなさっているという女性教授や、日本人の奥さんを持つ先生と仲良くなりました。
前日には、ホストのOzyuzer先生のお宅にお邪魔して、ご家族と一緒に気持ちの良い食事をしました。
4月30日から5月3日までトルコのアンタルヤで行われた国際学会9th International Conference on Magnetic and Superconducting Materials (MSM15)で掛谷が”Terahertz Emission and Coupled Macroscopic Quantum Tunneling in BSCCO Intrinsic Josephson Junction“と言う題目で、招待講演を行いました。
4月12日~15日にイギリス・ケンブリッジ大学・キングスカレッジで開催されたワークショップ (2015 Joint UK-Japan Workshop on Physics and Applications of Superconductivity) にD3小森が参加し、口頭発表を行いました。また17日に、ワークショップでお会いしたロンドン大学 (University College London) の方の研究室を訪問させていただき、見学および議論をさせて頂きました。ケンブリッジは良い所でした。UCLでは充実した研究設備に驚かされました。
ケンブリッジ大学のケム川にて (撮影:雨宮先生)
(文責:小森)