7月17日の午後、客員教授として在籍しているパリ高等師範学校(Ecole Normale Surperieure)のLaboratoire perre aigrainでのセミナー講演の機会をいただきました。
“Emission of coherent terahertz electromagnetic wave from intrinsic Josephson junctions of high-temperature superconductors: progress and perspective”
と題した講演で、高温超伝導体を基盤としたテラヘルツ光源にかんするこれまでの進展と将来の展望について1時間余りの講演をさせていただきました。
![](http://sk.kuee.kyoto-u.ac.jp/ja/wp-content/uploads/2017/08/20134508_1239571366154399_1291888275_n-e1502644451342.jpg)
夏休みが始まったタイミングにもかかわらず、多くの方が聴講に来られて、非常に多くの質問をいただきました。
LPAにおいてテラヘルツ光源は半導体による量子カスケードレーザーが良く研究されていましたが、私たちが発見した高温超伝導テラヘルツ光源は量子カスケードレーザーを補完する連続テラヘルツ光源だということを理解していただけたように感じました。
![](http://sk.kuee.kyoto-u.ac.jp/ja/wp-content/uploads/2017/08/20134706_1239571346154401_1735468975_n-e1502644501591.jpg)