「ニュース・最新情報」カテゴリーアーカイブ

低温工学・超電導学会関西支部若手講演会で発表

11月30日に関西学院大学大阪梅田キャンパスで行われた、低温工学・超電導学会関西支部若手合同講演会でM2の藤田秀眞が発表を行いました。

講演は、「高温超伝導体メサ構造アレイからのテラヘルツ放射の偏光特性」という題目で、ごく最近の研究成果を発表しました。

強磁場コラボラトリの研究会で講演

11月26日から28日までに東北大学片平キャンパスで行われた「強磁場コラボラトリにおける物性研究の現状と展望」で掛谷が発表を行いました。

講演題目は
銅酸化物超伝導体における準粒子トンネル伝導の強磁場応答
2018年の3月に修士を終了した岡本君が大阪大学で行った実験結果から超伝導体に関する新しい研究指針を示しました。

微細加工を用いた新鮮な研究発表に対して、質疑応答が盛り上がりました。

 

11月10-11日 サイエンスアゴラ(東京・お台場)に出展予定

11月10-11日の間、東京・お台場のテレコムセンターで行われている「サイエンスアゴラ」に
「パリで見つけた学問の宝石箱:越境による未来の創造」
-パリ異分野融合研究者の会
のメンバーとして、フランスで始まった学際研究の紹介をする出展を予定しています。
併せて、研究室で精力的に進めている高温超伝導テラヘルツ光源の研究紹介も行います。

掛谷が京大テックフォーラムで講演

10月29日、掛谷准教授が、東京駅前新丸ビルの京都アカデミアフォーラムで行われた京大テックフォーラム『次世代光技術の開拓 ~テラヘルツ、赤外光技術とマテリアルズインフォマティクスの拓く光社会~ 』で講演しました。

掛谷は「超伝導とテラヘルツが切り拓く未来社会」というタイトルで、超伝導量子計算技術の進展から集積研で行われている巨視的量子トンネル現象の研究、並びにテラヘルツ技術の応用の紹介から、高温超伝導体を用いたジョセフソンプラズマ光源の研究の進展について講演させていただきました。

他の2名の先生方の講演も非常に興味深く、ぜひ共同研究を一緒にしたいと思わせるものでした。

企業で研究開発に携わっている方々や、ベテラン科学記者の方とお話ができ、大学の中にいるのとは全く異なる交流ができたように感じました。

Asem Elarabi氏に博士学位授与

9月25日、百周年時計台記念館で行われた京都大学平成30年度博士学位授与式において、特定研究員(2018年3月研究指導認定退学)のAsem Elarabiさんに博士(工学)が授与されました。

桂キャンパスA1棟ロビーで記念撮影。後ろの書は「有志者事竟成」長尾真元京大総長の筆

授与式では、山極寿一総長より学位記が直接手渡されました。

Asemさんは、10月から沖縄科学技術大学院大学(OIST)の研究員として量子操作の研究を行います。

おめでとうございます。

応用物理学会で2件の発表

9月18日から21日まで名古屋国際会議場で行われた応用物理学会秋季学術講演会で2件の口頭発表を行いました。

2018年9月20日(木) 10:15 〜 10:30

〇前田 慶一郎1、アセム エララビ1、藤田 秀眞1、掛谷 一弘1 (1.京大院工)

2018年9月20日(木) 15:00 〜 15:15

〇掛谷 一弘1、エルアラビ アセム1、前田 慶一郎1、藤田 秀眞1、辻本 学2(1.京大院工、2.筑波大数理物質)

 

日本物理学会で2件の発表

9月9日から12日まで京田辺市の同志社大学京田辺キャンパスで行われた日本物理学会2018年秋季大会で2件の発表と1セッションの座長を行いました。

10pB204-8 「電気二重層トランジスタを用いた低キャリア密度超伝導体BaPb0.7Bi0.3O3へのキャリアドープ」
小森祥央, 掛谷一弘
京大院工

12aB203-3 「Bi2212固有ジョセフソン接合からのテラヘルツ発振の偏光特性とデバイス表面温度分布」
アセムエルアラビA, 藤田秀眞A, 辻本学B, R. WielandC, F. RudauC, R. KleinerC掛谷一弘A
京大院工A, 筑波大数理物質B, テュービンゲン大学C

領域6, 4合同シンポジウム「量子磁束の構造と制御による超伝導位相物理の構築」前半座長

円偏光テラヘルツ放射に関する研究成果がApplied Physics Lettersで論文出版

Appl. Phys. Lett. 113, 052601 (2018); https://doi.org/10.1063/1.5040159