sk.kuee のすべての投稿

国際学会運営アルバイト募集

集積機能工学研究室では、11月30日から12月3日まで京都大学百周年記念館2階ににおいて、国際学会THz-plasma2014を運営します。

THz-plasma2014webサイト

この会議を手伝って下さる京大の学部生を募集しております。

業務の時間区分は
11/30 午後(13:00-17:00) 夕方(17:00-21:00)
12/1 午前(8:45-13:00) 午後(14:00-17:00) 夕方(17:00-21:00)
12/2 午前(8:45-13:00) 夕方(17:00-21:00)
12/3 午前(8:45-13:00) 午後(14:00-17:00) 夕方(17:00-21:00)
から複数を選択してもらうことになります。

業務内容
・会場設営・撤収補助
・参加者の会場への案内(学内外)
・セッションでのタイムキーパー、発表者補助、質問者へのマイク渡し
・休憩の準備・片付け
・レセプション、懇親会などの準備・片付け
・その他

詳しくは、当研究室の担当者(岸本kishimoto@sk. kuee.kyoto-u.ac.jp)までお問い合わせ下さい。

Physical Review Applied誌に論文掲載

アメリカ物理学会Physical Review Applied誌(オンライン版)に辻本氏第一著者の論文が掲載されました。

本研究で高温超伝導テラヘルツ光源における温度分布の可視化と制御に成功し、温度分布とテラヘルツ発振強度の関係をはじめて明らかにしました。この成果により、高出力連続テラヘルツ光源を設計することが可能となります。

M. Tsujimoto, H. Kambara, Y. Maeda, Y. Yoshioka, Y. Nakagawa, and I. Kakeya
“Dynamic Control of Temperature Distributions in Stacks of Intrinsic Josephson Junctions in Bi2Sr2CaCu2O8+δ for Intense Terahertz Radiation”

DOI: http://dx.doi.org/10.1103/PhysRevApplied.2.044016

研究成果は京大HPでも紹介されました。
リンク: 京都大学ホームページ 研究成果

(文責 辻本)

日刊工業新聞に記事掲載

10月23日付の日刊工業新聞(19面)に研究成果が掲載されました。『テラヘルツ光源 温度分布を可視化 高出力装置設計に道』という見出しで、10月29日公開の原著論文と来月京大で開催される国際会議が紹介されました。記事の内容は下のリンクからご覧いただけます。

リンク
日刊工業新聞 『京大、テラヘルツ光源の温度分布の可視化に成功-高出力装置設計に道』

紙面イメージ

(文責 辻本)

京大HPプレスリリースに掲載

京都大学ホームページで本研究室の研究成果がプレスリリースされました。辻本氏第一著者の原著論文は10月29日にアメリカ物理学会Physical Review Applied誌(オンライン版)で公開されます。11月30日から京都大学で開催される国際会議「THz-Plasma 2014」では本成果について口頭発表を行います。

リンク:
高温超伝導体を用いた新しいテラヘルツ光源における温度分布の可視化と制御に成功 -小型コヒーレントテラヘルツ光源の実現につながる重要な手がかり-(京都大学ホームページ 研究成果)

(文責 辻本)

低温工学・超電導学会東北北海道支部若手セミナーで講演

岩手県雫石町で行われた低温工学・超電導学会東北北海道支部第19回超電導・低温若手セミナーに招待頂き、講演させていただきました。

京都を出発し、新幹線を東京で乗り継ぎ、はやぶさに乗車しました。

IMG_1850[1]

東京駅から2時間余りで盛岡駅に到着。とても速いです。飛行機はちまちま移動とか待ち時間があることを考えると、新幹線が移動の時間も有効に使えて良いです。しかも、伊丹から盛岡花巻へはJALしかとんでいないので、安いチケットがない。

盛岡駅に集合し、バスで会場「赤い風車」へ。

まずは東北大野島さんの講義「超伝導薄膜と渦糸状態」。
学生時代のYBCOエピタキシャル薄膜育成の話から、渦糸グラス理論、最近の電界誘起超伝導の話まで、筋の通った、わかりやすく、少し高尚な話でした。
野島さんとは、渦糸物理関係で良くご一緒しますが、ここまで長い講義をお聞きしたのは初めてで、東北大のベストティーチャー賞(?)を受けるのもよく分かります。

次は、学生さんの発表でした。
9名の学生から発表がありました。
いずれも、M1とB4で、きちんと研究が進んでいる、という印象を受けました。
うちの研究室の学生にも見せたかった発表でした。

翌日朝は、私の講義。
「固有ジョセフソン接合の物理と高温超伝導テラヘルツ光源」と題して、固有ジョセフソン接合の導入から最近のテラヘルツ発振の話、巨視的量子トンネルの実験について報告しました。
少し研究の最先端に行き過ぎたかな、という感もありましたが、聴講頂いた学生の皆さん、東北北海道支部の役員の先生方からも質問をいただきました。
しかも、時間を10分ぐらい超過してしまいました。スミマセン。

その次の講義は、鉄道総研の長島さんの講義でした。
「磁気浮上式鉄道と超電導技術」
超伝導MAGLEVの開発の歴史と、L0の営業運転に向けた現在の試験状況の報告でした。
ちょうど、8月中旬のASCでJR東海ワシントン事務所の方の講演を聞いたあとで、しかもリニア中央新幹線の工事認可が下りた直後で、非常にタイムリーな聴講になりました。

宿の前で写真撮影し、盛岡駅で解散しました。

IMG_1855[1]
帰りのはやての車窓からは、刈り取り間近の岩手の美田がよく見えました。

IMG_1857[1]

 

最後になりましたが、東北北海道支部の役員の皆様、お誘い頂いた岩手大の内藤さんに御礼申し上げます。

海陽学園が研究室の見学に

愛知県の中高一貫教育校、海陽学園の5年生(高校2年生)8名と先生2名が研究室を見学に来られました。

掛谷准教授による講義と超伝導のデモ実験のあと、A1棟の実験室を見学し、同キャンパス内桂インテックセンターの極低温施設でヘリウム液化装置を見学されました。

IMGP0396

追記(2014/9/16):海陽学園のHPでレポートが公表されています。リンク

 

ASC2014で掛谷が発表

8月10日から15日までアメリカ合衆国ノースカロライナ州シャーロットで行われたApplied Superconductivity Conference 2014 (ASC2014)に掛谷准教授が出席し、発表を行いました。

IMG_1725[1]

Charlotte Convention Centerの入口。巨大な会議場。

IMG_1735[1]Plenary talkの模様。アメリカらしく、インカムで講演、講演者も大写しに。

LT27で掛谷、辻本が発表

8月6日から13日までアルゼンチンのブエノスアイレスで行われた第27回低温物理学国際会議(27th International Conference on Low Temperature Physics)に掛谷と辻本が参加し、合計6件のポスター発表を行いました。

 IMG_1518ブエノスアイレスのシンボル、オベリスコ

IMG_1529

London Prizeを受賞したJohn Martinis (UCSB)の講演

IMG_0118

辻本氏のポスター発表