kyotex-modeについて

kyotex-modeは自作のxyzzy用tex/latex/bibtex編集支援モードです。xyzzyにはkatexというtex/latex用モードがあるのですが、よく使い方がわからなかった6年前の私は自分で作ってしまおうと思い立ち、以降こまごまと改良を続けてきました。kyotexの名前はxyzzyの作者である亀井さんの苗字からkと私の苗字からyoを取ってきており、さらに京都発のプログラムという意味も込めています。(※以前の名前はやはりいろいろ問題がありそうなので変更しました。)

以下では、kyotex-modeの機能について簡単に紹介します。

TeXのコンパイルだけでなく、BiBTeX・divpdfm・MakeIndexなどのコンパイルや、任意のバッチコマンドの実行が行えます。コンパイルメッセージはxyzzy上で確認できます。

texファイルをlatexでコンパイルしているところ。

キーワード・ファイル名・ラベル名・BiBTeXのラベル名といった多彩な補完機能もあります。

キーワード名の補完候補の表示。自分で定義したキーワードも補完候補になります(末尾に*がついています)。

キーワードや環境の色づけが出来ます。

キーワード、環境名などの色付きハイライト表示。自分で定義したキーワードも色が付くようになりました。

作成したdviファイルやpdfファイルの呼び出しが簡単に行えます。

ショートカットキーでdviファイルを呼び出します。

メニュー付きで、キー設定を忘れても操作が簡単です。コンパイラなどの設定はWindowsのGUIで行えます。

メニュー。
基本設定画面。
コンパイラ設定画面。

「プロジェクト」を作成することで、TeXファイルを分割している場合にも対応しています。

プロジェクトの作成・選択画面。