「学会発表」カテゴリーアーカイブ

卒業生の小森さんが物理学会奨励賞を受賞

研究室卒業生の小森祥央さん(現名古屋大学理学研究科助教、当研究室では2016年博士修了)が第18回(2024年)日本物理学会奨励賞(領域6)を受賞しました。おめでとうございます。

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小森さんは、当研究室での大学院生時に銅酸化物高温超伝導体であるPb1212エピタキシャル薄膜の育成に世界で初めて成功しました。その経験を持って臨んだケンブリッジ大学での博士研究員としての研究で超伝導体薄膜と強磁性体薄膜多層構造における近接効果に関して画期的な研究成果を得ました。その成果が今回評価され、受賞に至りました。

授賞式は3月19日9:15より、日本物理学会2024年春季大会(オンライン)F1会場にて行われます。

低温工学・超電導学会関西支部若手合同講演会で3件の発表

第22回低温工学超伝導若手合同講演会(低温工学・超電導学会関西支部)において、以下3件の講演を行いました。

  1. 「ジョセフソンプラズマ放射源におけるマイクロ波電圧変調スペクトル」、宮本 将志ら、第22回低温工学・超伝導若手合同講演会、2023/11/24、関西学院大学梅田キャンパス
  2. 「ジョセフソンプラズマ放射源における周波数変換現象」、柳生 望光ら、第22回低温工学・超伝導若手合同講演会、2023/11/24、関西学院大学梅田キャンパス
  3. 「テラヘルツ時間領域分光による超伝導-強磁性二層膜における複素伝導度解析」、西村 太一、第22回低温工学・超伝導若手合同講演会、2023/11/24、関西学院大学梅田キャンパス

ビクトリア大学ウェリントンとの共同ワークショップで講演

6月29、30日の2日間、京都大学桂図書館リサーチコモンズで行われた第4回KU-VUW (京都大学・ビクトリア大学ウェリントン)Joint Workshopにおいて、米澤と掛谷が講演を行いました。

ニュージーランドのVUWと京大が締結している学術交流協定に基づきNZと日本で相互に行っているワークショップは第4回を迎えました。VUW側からは10件、京大側からは12件の講演があり、広いスコープにも拘らず、活発な議論が繰り広げられました。

国際ワークショップを実施

3月18日、京都大学東京オフィス(東京駅前新丸ビル10階)でInternational workshop on nano-structured novel superconductorsを開催しました。

国内外の研究者が現地参加15名、オンライン参加10名で小さいながらも活発な議論が繰り広げられた結果、最後は時間の制約で質疑応答が打ち切られ、円卓食事会も非常に盛り上がりました。