9月11から12日にドイツ南部にあるTuebingen大学のReinhold Kleiner教授の研究室を訪問し、研究室見学をすると共に、高温超伝導テラヘルツ光源に関する最新の研究進捗に関する情報を交換しました。
1477年に創立したTuebingen大学はドイツでも古い大学であり、伝統的に神学が有名です。最近では、大きな大学病院を設置しているため、Tuebingenは人口が10万人の小さな街に学生数3万人の大学があるという、ドイツでも特殊な学園都市です。大人のほとんどは、大学ないしはその関連産業で働いているそうです。
Kleiner研究室のランチの合図に鳴らす鐘(?)
Tuebingen中心市街のカラフルな建物。雨が降っていて靄がかかっていました。
“Monolithic polarization control of THz radiation using Bi-2212 mesa geometrical structures.”
Asem S Elarabi 1 , Yusuke Yoshioka1 , Manabu Tsujimoto2 , Itsuhiro Kakeya1 (1.Kyoto Univ., 2.The Univ. of Tsukuba)
Asem participation in JSAP 2017
今年は集積研に2名の新加入メンバーが入りました。元気のよい二人の4回生で、先輩である大学院生はその元気の良さに押されています。
楽しい研究室生活が過ごせることを祈っています。
3月17日から20日の間、大阪大学豊中キャンパスで開催された日本物理学会第72回年次大会において、2件の口頭発表を行いました。
講演番号
登録番号
タイトル
著者
所属
領域
18aD32-5
1378
CuO2 3層系の固有ジョセフソン接合における巨視的量子トンネル効果
野村義樹, 岡本陸, 足立伸太郎A , 渡辺孝夫A , 掛谷一弘
京大院工, 弘前大理工A
領域6
20aL42-6
1730
オーバードープBi-2212の正のc軸磁気伝導度の起源
寺本祐基, 臼井友洋, 掛谷一弘A , 近藤晃弘B , 足立伸太郎B , 金道浩一B , 木村尚次郎C , 渡辺孝夫
弘前大理工, 京大院工A , 東大物性研B , 東北大金研C
領域8
D3の野村による発表には、数多くの質問やコメントが寄せられました。
平成27年度に採択された研究プロジェクト
科学研究費助成事業 国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)「高温超伝導テラヘルツ光源の時間領域コヒーレンス測定と元素置換による高強度化」
の実施のために、3月2日、掛谷准教授がフランスに渡航しました。
フランスでは、パリにある高等師範学校 (École Normale Supérieure )の研究者と共同研究を進めていきます。
掛谷は9月上旬までパリに滞在します。その間、集積研は京都とパリの2拠点で活動を進めます。
掛谷はパリ滞在中、ホスト研究者だけでなく、欧州各地の研究者との共同研究を進めていきます。また、他のメンバーは京都大学はじめ国内外で研究を進め、メールやインターネット電話で定期的に連絡を取って、9月以降に京都大学で再合流したときの齟齬をなくします。
2月16日、学士論文の試問会が行われ、集積研からは
池端隆明
藤田秀眞
時任晋平
の3名が1年間の卒業研究の仕上げとなる試問に臨みました。
結果は、見事全員合格。
あとは、講義の単位に卒業がかかっている人もいます。
とりあえずは、おめでとうございます。
2月8日に電気系専攻の修士論文公聴会が開催されました。
集積研からは、土居卓司君が修士論文
「高温超伝導体テラヘルツ光源における高効率排熱構造素子に関する研究」
についての発表を行い、後日の判定会議で修士論文最終試験の合格を得ました。
学位は3月23日に授与されます。
おめでとうございます。
大阪府立大学で行われたワークショップ
「ナノ構造超伝導体中の渦糸物理 」
において、掛谷とアセムが口頭発表を行いました。
掛谷一弘、野村義樹、岡本陸、足立伸太朗、渡辺孝夫
「Bi2223における固有ジョセフソン特性から見たCuO2多重層内部の不均一超伝導」
Asem Elarabi, Y. Yoshioka, M. Tsujimoto, T. Doi, and I. Kakeya
“Generation of Circularly-Polarized Terahertz Emission form a High-Tc BSCCO Mesa”
茨城県つくば市にある物質材料研究機構(NIMS)で行われた国際会議
International Workshop on Superconductivity and Related Functional Materials 2016 (IWSRFM2016 )
において、掛谷が
“Generation of circularly-polarized terahertz waves from Bi2212 intrinsic Josephson junctions ”
という題目で招待講演を行いました
東京理科大学の葛飾キャンパスに出張講義に行って参りました。
大手町から千代田線で30分の場所にある金町駅から徒歩10分という便利な葛飾キャンパスは5年ほど前に完成して、神楽坂や野田のキャンパスから移転してきたそうです。
担当したのは、大学院理学研究科応用物理学専攻と物理学専攻(遠隔)の必修科目「大学院共通特別講義」でした。熱心に講義を聴いて頂き、シャープな質問もいただき、ありがとうございました。
投稿ナビゲーション
京都大学の超伝導・真空電子デバイスに関する研究室, Research group for superconducting and vaccum electronics in Kyoto Univ.