3月18日、京都大学東京オフィス(東京駅前新丸ビル10階)でInternational workshop on nano-structured novel superconductorsを開催しました。
国内外の研究者が現地参加15名、オンライン参加10名で小さいながらも活発な議論が繰り広げられた結果、最後は時間の制約で質疑応答が打ち切られ、円卓食事会も非常に盛り上がりました。
3月18日、京都大学東京オフィス(東京駅前新丸ビル10階)でInternational workshop on nano-structured novel superconductorsを開催しました。
国内外の研究者が現地参加15名、オンライン参加10名で小さいながらも活発な議論が繰り広げられた結果、最後は時間の制約で質疑応答が打ち切られ、円卓食事会も非常に盛り上がりました。
掛谷准教授が実行委員アドバイザを務める第28回渦糸物理ワークショップのウェブサイトが公開されました。
会議は2022年12月15日から17日まで青山学院大学相模原キャンパスで行われます。
11月24日から26日の間、沖縄本島中部に立地する沖縄科学技術大学院大学(OIST)を訪問し、研究の議論と、セミナー講演を行いました。
集積機能工学研究室で2018年に博士を取得し、現在OISTのリサーチエンジニアとして活躍中のアセムエルアラビ博士の招きで掛谷准教授がOISTを訪問しました。
OISTは国が運営資金を出している学校法人という特殊な大学で、研究者、大学院生(博士課程のみ)の60%が外国人です。キャンパスは丘陵地にあり、短期的に訪問する者は、海沿いのシーサイドハウスに宿泊します。掛谷の滞在中にほかの滞在者はいなかったのが残念でした。
25日に行ったセミナー”Terahertz electromagnetic emission from superconductors: synchronous phenomena of Josephson juntions”には多くの聴衆が来場し、活発な意見が交換されました。初めての場所を訪問して対面セミナーを久しぶりに行うということで、オンラインセミナーとは全く異なる緊張感を感じました。
滞在中は、エルアラビ博士のほか、久保結丸博士、Julien Madeo博士などとも交流を行い、共同研究の打ち合わせを進めました。
10月12日から14日までフランス、パリのCollege de Franceを現地サイトとしてハイブリッド形式で実施された国際会議”Low dimensional superconducting hybrids for novel quantum functionalities“において、掛谷が25分の
Mutual synchronization of non-linear Josephson oscillations mediated by superconducting plasmons of cuprate superconductors
と題した招待講演を行いました。
当該会議は、欧州における科学技術振興のための共同研究の枠組みCOSTにおける一つのプロジェクトであるNANOCOHYBRIの一環で、主に欧州の研究者が研究交流を行う中、少数の日本からの研究者として講演を行いました。
高温超伝導体Bi2212ウィスカー(針状)結晶から作製された固有ジョセフソン接合デバイスからのテラヘルツ発振に関する、物質材料研究機構などとの共同研究論文が、2月11日付けで応用物理学会の速報誌Applied Physics Express (APEX)誌に掲載されました。共著者に当研究室の修士課程院生である巴山顕、元院生である藤田秀眞も含まれています。
これまでに当研究室などで進めてきたバルク単結晶を基にしたデバイスとは異なり、ウィスカー結晶を用いた場合、その固有の形状から微細加工が不要となったり、アンテナとして機能するため、テラヘルツ光源の機能性を高めることが期待されます。
Yoshito Saito1,2, Shintaro Adachi1, Ryo Matsumoto3, Masanori Nagao4, Shuma Fujita5, Ken Hayama5, Kensei Terashima1, Hiroyuki Takeya1, Itsuhiro Kakeya5 and Yoshihiko Takano1,2
Published 11 February 2021 • © 2021 The Japan Society of Applied Physics
11月13日、掛谷がビクトリア大学ウェリントンのRobinson研究所および物理化学部を訪問し、現地研究者と共同研究の打ち合わせを行いました。
12月17日から19日に京都大学理学研究科セミナーハウスにて行われる第27回渦糸物理ワークショップのウェブサイトを公開しました。リンクはこちら。
皆様の参加をお待ちしております。
前田と掛谷が、パリ高等師範学校のSukhdeep Dhillon博士の研究室に9月9日から13日まで滞在して、共同実験を行いました。
滞在の最終日である金曜日はパリ市内交通機関のストライキに出くわし、大急ぎで木曜日に現地研究者の助けが必要な実験を終了させました。
当研究室に2013年から3年弱、JSPS特別研究員(SPD)として在籍した辻本学博士(現筑波大学テニュアトラック助教)が3月中旬の2週間余り滞在して、共同研究を推進しました。
滞在中には、当研究室の修士課程大学院生と実験を行い、セミナーでは研究成果のほかに、2月まで海外特別研究員として滞在していたアルゴンヌ国立研究所での様子などを報告しました。
当時在籍していた他の卒業生が研究室に訪れることもあり、旧交を温めました。下の写真は一例です。