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工学研究科リレー講義「融合光・電子科学の展望」の講義実施

電子工学専攻、電気工学専攻の研究室が1回ずつ担当する「融合光・電子科学の展望」の講義を行いました。

私たちの研究室は、
「高温超伝導体固有ジョセフソン接合の物理と応用
−超伝導フェイゾニクス(Phasonics)へ」
と言う題目で、講演いたしました。

講演の内容は以下の通りです。

  1. 超伝導の基礎概念
  2. 海外での研究滞在
  3. 高温超伝導体をはじめとする新奇超伝導体
  4. 高温超伝導体における固有ジョセフソン接合
  5. 固有ジョセフソン接合からのTHz波発振
  6. 巨視的量子トンネル現象
  7. 超伝導量子コンピュータの開発状況

今回は、取りまとめの先生からの依頼もあり、2017年前半に6か月滞在したパリ高等師範学校での研究などの話をさせていただきました。

スライドのpdfはこちらです。

新人4名加入

4月になり、以下の新メンバーが4名集積研に加入しました。

前田慶一郎(修士1年)
末木 聖大(学部4回生)
中村 恵大(学部4回生)
巴山 顕(学部4回生)

4月5日に顔合わせを行い、早速歓迎会を実施しました。

今年も個性あふれるメンバーが集まりました。

ようこそ集積研へ。楽しい研究生活を送っていきましょう。

つくば-柏-本郷 超伝導かけはしプロジェクト ワークショップで招待講演

3月26日から27日の2日間、つくば市の物質・材料研究機構 千現地区で開催されたつくば-柏-本郷 超伝導かけはしプロジェクト ワークショップで掛谷准教授が招待講演を行いました。

講演題目は「銅酸化物高温超伝導体における集団的固有ジョセフソン現象」

高温超伝導の基礎物性研究者の間での活発な議論が繰り広げられました。

第65回応用物理学会春季学術講演会で発表

3月17日から20日の間、早稲田大学西早稲田キャンパスで開催された第65回応用物理学会春季学術講演会で藤田、アセムの2名が口頭発表を行いました。

〇Asem S Elarabi1、Yusuke Yoshioka1、Yusuke Todaka1、Shuma Fujita1、Manabu Tsujimoto2、Itsuhiro Kakeya1(1.Kyoto University、2.Univ. of Tsukuba)

〇藤田 秀眞1、戸高 裕介1、アセム エララビ1、掛谷 一弘1 (1.京大院工)

Phys. Rev. Applied誌に論文発表

円偏光テラヘルツ波の発振に関する論文がPhys. Rev. Applied誌から12月29日にオンライン公開されました。

Monolithic Superconducting Emitter of Tunable Circularly Polarized Terahertz Radiation

A. Elarabi, Y. Yoshioka, M. Tsujimoto, and I. Kakeya
Phys. Rev. Applied 8, 064034 – Published 29 December 2017

本論文では、高温超伝導体メサ構造から円偏波のテラヘルツ光を放射した成果をまとめています。

特定の方向に偏りのない円偏光は、映画館のRealDと呼ばれる3D映像にも応用されています。

円偏波のテラヘルツ光を移動体間通信に応用することにより、超高密度通信が可能になります。

これまで、円偏波のテラヘルツ光を出すためには、光源を出た電磁波を光学素子を通すことで、円偏光にしていました。本研究では、モノリシック(一枚板)素子から円偏波テラヘルツ光を放射させることに成功し、得られた円偏光度は、既存のモノリシック素子の中で最高の値を示しました。

京都大学のトップページ「研究成果」にも掲載されています。

1月4日付京大ウェブサイトトップのスクリーンショット。トピックスの先頭に私たちの研究発表が・・・。