電子工学専攻、電気工学専攻の研究室が1回ずつ担当する「融合光・電子科学の展望」の講義を行いました。
私たちの研究室は、
「高温超伝導体固有ジョセフソン接合の物理と応用
−超伝導フェイゾニクス(Phasonics)へ」
と言う題目で、講演いたしました。
講演の内容は以下の通りです。
- 超伝導の基礎概念
- 海外での研究滞在
- 高温超伝導体をはじめとする新奇超伝導体
- 高温超伝導体における固有ジョセフソン接合
- 固有ジョセフソン接合からのTHz波発振
- 巨視的量子トンネル現象
- 超伝導量子コンピュータの開発状況
今回は、取りまとめの先生からの依頼もあり、2017年前半に6か月滞在したパリ高等師範学校での研究などの話をさせていただきました。
スライドのpdfはこちらです。
4月になり、以下の新メンバーが4名集積研に加入しました。
前田慶一郎(修士1年)
末木 聖大(学部4回生)
中村 恵大(学部4回生)
巴山 顕(学部4回生)
4月5日に顔合わせを行い、早速歓迎会を実施しました。
今年も個性あふれるメンバーが集まりました。
ようこそ集積研へ。楽しい研究生活を送っていきましょう。
4月1日、米国、ペンシルベニア州フィラデルフィアに位置するDrexel大学物理学科のGoran Karapetrov教授が研究室を訪問しました。
Karapetrov教授は低温STMを専門とする気鋭の研究者で、日本にサバティカル制度で6か月滞在中です。
京都大学の超伝導・真空電子デバイスに関する研究室, Research group for superconducting and vaccum electronics in Kyoto Univ.