ドイツ北部、ハンブルグ郊外にあるDeutsches Elektronen-Synchrotron (DESY)を掛谷が訪問し、
“Phase dynamics of stacked intrinsic Josephson junctions in Bi2Sr2Can-1CunO2n+4: role of the CuO2 planes composing superconducting layers“というタイトルでセミナー講演を行いました。数多くの質問をいただき、活発な議論が交わされました。
DESYでは、ハンブルグ大に所属する理論研究者とMax-Planck Instituteに所属する実験研究者が高温超伝導体における非線形・非平衡応答の研究を進めており、私たちの研究室との情報交換のための交流が実現しました。
ホストは、ポスドク研究員のJunichi Okamotoさんで、実は学部が京大出身で、私たちの研究室の卒業生と某部活で同じだったとか。狭い世界です。
当地では、2日研究室に滞在し、岡本さん、Ludwig Mathey教授と議論し、実験家のAndrea Cavalleri教授とも議論し、最新鋭の時間領域分光の実験装置を見学しました。