University of College Londonで講演

イギリス・ロンドンにあるUniversity of College LondonのPaul Warburton 教授を訪問し、講演の機会を頂きました。

ロンドンへは、パリからユーロスターで2時間半。大阪から東京に行く時間ですが、パリの北駅ではフランスの出国とイギリスの入国手続きもありました。数日前にマンチェスターで起きたテロのせいか、入国審査では滞在期間や行先など事細かに聞かれ、出発数分前、ようやく列車に乗ることができました。

ロンドンのセントパンクラス駅に到着後のユーロスター

翌日11時から始まった講演には、多数の聴講者に参加頂き、活発な質疑応答がなされて、予定の1時間半を超えて、2時間におよびました。

講演後は、Warburton研究室の若手と議論を重ねました。京都の国際会議に来てくれたPhDの学生や、2009年に京大の学生と訪問した時から在籍しているポスドクと固有ジョセフソン接合や位相スリップの議論を行いました。

夕方はラフボロー大学物理学科が主催するSir Nevill Mott Lectureに出席するため、East Londonの2012年ロンドンオリンピック跡地にあるラフボロー大学ロンドンキャンパスに移動しました。

モットレクチャーのサイネージ。ロンドンの都心でやっているようなデザインですが、ロンドンの人に言わせると、East Londonは違う街だそうです。

トポロジカル物質に関する光電子分光について、Princeton大学のZahid Hasan教授による素晴らしい講演が聞けました。

その後のカクテルパーティやディナーでは、幸運にも講演者と話すことができて、ホストかつ旧友であるLoughbrough大学のSergeyやMaratと物理学談義に花を咲かせました。