3月17日から20日の間、大阪大学豊中キャンパスで開催された日本物理学会第72回年次大会において、2件の口頭発表を行いました。
講演番号 |
登録番号 |
タイトル |
著者 |
所属 |
領域 |
18aD32-5 |
1378 |
CuO23層系の固有ジョセフソン接合における巨視的量子トンネル効果
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野村義樹, 岡本陸, 足立伸太郎A, 渡辺孝夫A, 掛谷一弘
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京大院工, 弘前大理工A
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領域6 |
20aL42-6 |
1730 |
オーバードープBi-2212の正のc軸磁気伝導度の起源
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寺本祐基, 臼井友洋, 掛谷一弘A, 近藤晃弘B, 足立伸太郎B, 金道浩一B, 木村尚次郎C, 渡辺孝夫
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弘前大理工, 京大院工A, 東大物性研B, 東北大金研C
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領域8 |
D3の野村による発表には、数多くの質問やコメントが寄せられました。
平成27年度に採択された研究プロジェクト
科学研究費助成事業 国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)「高温超伝導テラヘルツ光源の時間領域コヒーレンス測定と元素置換による高強度化」
の実施のために、3月2日、掛谷准教授がフランスに渡航しました。
フランスでは、パリにある高等師範学校(École Normale Supérieure)の研究者と共同研究を進めていきます。
掛谷は9月上旬までパリに滞在します。その間、集積研は京都とパリの2拠点で活動を進めます。
掛谷はパリ滞在中、ホスト研究者だけでなく、欧州各地の研究者との共同研究を進めていきます。また、他のメンバーは京都大学はじめ国内外で研究を進め、メールやインターネット電話で定期的に連絡を取って、9月以降に京都大学で再合流したときの齟齬をなくします。
京都大学の超伝導・真空電子デバイスに関する研究室, Research group for superconducting and vaccum electronics in Kyoto Univ.