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応用物理学会春季学術講演会で3件の発表

3月11日から14日まで東海大学湘南キャンパスで行われた応用物理学会春季学術講演会で以下の3件の発表を行いました。

11.1 超伝導/基礎物性

野村 義樹、温 一凡、神原 仁志、掛谷 一弘

温 一凡、吉岡祐介、野村 義樹、辻本学、掛谷 一弘

3.9  光・フォトニクス/テラヘルツ全般

吉岡 佑介、辻本 学、中川 裕也、〇掛谷 一弘

OTST2015で辻本が発表

3月8日~13日にアメリカ・カリフォルニア州のサンディエゴで開催された国際学会Optical Terahertz Science and Technology (OTST) 2015に辻本が参加し、本研究室から2件のポスター発表を行いました。テラヘルツ科学技術の最先端研究に取り組む世界中の研究者たちと活発に議論しました。

OTST2015MTphoto常春のミッション湾を背に

(文責:辻本)

掛谷、野村が日本原子力研究機構計算科学研究センターで講演

2月27日、東京大学柏の葉キャンパス駅前サテライトで実施された日本原子力機構計算科学研究センターセミナー「固有ジョセフソン接合の新展開」において、掛谷と野村(D1)がそれぞれ40分の招待講演を行いました。

掛谷は、固有ジョセフソン接合からのテラヘルツ波発振についての最近の成果である、素子の温度分布と発振強度の相関について発表を行いました。

野村は、固有ジョセフソン接合における巨視的量子トンネル現象について、さまざまなBi系超伝導体における系統的な成果について発表しました。

他研究機関からの参加者からも講演があり、密度の濃い議論が展開されました。

辻本が応用物理学会関西支部講演会でポスター最優秀賞を受賞

2月27日に奈良先端科学技術大学院大学で実施された創エネ・省エネに関する材料・デバイス研究をテーマとした応用物理学会関西支部平成26年度第3回講演会「関西発グリーンエレクトロニクス研究の進展」にて、辻本と小森(D2)がポスター発表を行いました。

最も優秀なポスター発表者に贈られるポスター最優秀賞を辻本が受賞しました。

150227MT

(文責:辻本)

低温工学・超電導学会東北北海道支部若手セミナーで講演

岩手県雫石町で行われた低温工学・超電導学会東北北海道支部第19回超電導・低温若手セミナーに招待頂き、講演させていただきました。

京都を出発し、新幹線を東京で乗り継ぎ、はやぶさに乗車しました。

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東京駅から2時間余りで盛岡駅に到着。とても速いです。飛行機はちまちま移動とか待ち時間があることを考えると、新幹線が移動の時間も有効に使えて良いです。しかも、伊丹から盛岡花巻へはJALしかとんでいないので、安いチケットがない。

盛岡駅に集合し、バスで会場「赤い風車」へ。

まずは東北大野島さんの講義「超伝導薄膜と渦糸状態」。
学生時代のYBCOエピタキシャル薄膜育成の話から、渦糸グラス理論、最近の電界誘起超伝導の話まで、筋の通った、わかりやすく、少し高尚な話でした。
野島さんとは、渦糸物理関係で良くご一緒しますが、ここまで長い講義をお聞きしたのは初めてで、東北大のベストティーチャー賞(?)を受けるのもよく分かります。

次は、学生さんの発表でした。
9名の学生から発表がありました。
いずれも、M1とB4で、きちんと研究が進んでいる、という印象を受けました。
うちの研究室の学生にも見せたかった発表でした。

翌日朝は、私の講義。
「固有ジョセフソン接合の物理と高温超伝導テラヘルツ光源」と題して、固有ジョセフソン接合の導入から最近のテラヘルツ発振の話、巨視的量子トンネルの実験について報告しました。
少し研究の最先端に行き過ぎたかな、という感もありましたが、聴講頂いた学生の皆さん、東北北海道支部の役員の先生方からも質問をいただきました。
しかも、時間を10分ぐらい超過してしまいました。スミマセン。

その次の講義は、鉄道総研の長島さんの講義でした。
「磁気浮上式鉄道と超電導技術」
超伝導MAGLEVの開発の歴史と、L0の営業運転に向けた現在の試験状況の報告でした。
ちょうど、8月中旬のASCでJR東海ワシントン事務所の方の講演を聞いたあとで、しかもリニア中央新幹線の工事認可が下りた直後で、非常にタイムリーな聴講になりました。

宿の前で写真撮影し、盛岡駅で解散しました。

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帰りのはやての車窓からは、刈り取り間近の岩手の美田がよく見えました。

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最後になりましたが、東北北海道支部の役員の皆様、お誘い頂いた岩手大の内藤さんに御礼申し上げます。

ASC2014で掛谷が発表

8月10日から15日までアメリカ合衆国ノースカロライナ州シャーロットで行われたApplied Superconductivity Conference 2014 (ASC2014)に掛谷准教授が出席し、発表を行いました。

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Charlotte Convention Centerの入口。巨大な会議場。

IMG_1735[1]Plenary talkの模様。アメリカらしく、インカムで講演、講演者も大写しに。