日本物理学会第71回年次大会で発表

東北学院大学で行われた日本物理学会第71回年次大会において、当研究室から2件の発表を行いました。

20pAR-5
超伝導自由度間相互作用に注目した多層固有ジョセフソン接合系におけるテラヘルツ発振と巨視的量子トンネル現象
掛谷一弘
京大院工
領域6

「固有ジョセフソン接合の最前線」シンポジウムにおける講演でした。固有ジョセフソン接合における第2スイッチ事象とPb1212超伝導体の固有ジョセフソン接合に関して、多数の質問がありました。

22pBL-7
Bi-2223固有ジョセフソン接合を使ったテラヘルツ発振の検証
辻本学, 斉藤寛, 土居卓司, 温一凡, Asem Elarabi, 掛谷一弘, 足立伸太郎A, 渡辺孝夫A
京大院工, 弘前大理工A
領域8

Bi2223からのテラヘルツ発振に関する世界で初めての報告で、大きな注目を集めました。
今学会では、共同研究先の発表で、共著になっているものを含めて、計3件の発表がありました。共同研究者の皆様、ご静聴頂いた皆様に感謝申し上げます。