Phys. Rev. Applied誌に論文発表

円偏光テラヘルツ波の発振に関する論文がPhys. Rev. Applied誌から12月29日にオンライン公開されました。

Monolithic Superconducting Emitter of Tunable Circularly Polarized Terahertz Radiation

A. Elarabi, Y. Yoshioka, M. Tsujimoto, and I. Kakeya
Phys. Rev. Applied 8, 064034 – Published 29 December 2017

本論文では、高温超伝導体メサ構造から円偏波のテラヘルツ光を放射した成果をまとめています。

特定の方向に偏りのない円偏光は、映画館のRealDと呼ばれる3D映像にも応用されています。

円偏波のテラヘルツ光を移動体間通信に応用することにより、超高密度通信が可能になります。

これまで、円偏波のテラヘルツ光を出すためには、光源を出た電磁波を光学素子を通すことで、円偏光にしていました。本研究では、モノリシック(一枚板)素子から円偏波テラヘルツ光を放射させることに成功し、得られた円偏光度は、既存のモノリシック素子の中で最高の値を示しました。

京都大学のトップページ「研究成果」にも掲載されています。

1月4日付京大ウェブサイトトップのスクリーンショット。トピックスの先頭に私たちの研究発表が・・・。