ISS2017で口頭発表

12月13日から15日の間、東京都千代田区イイノホールで行われた第30回超伝導国際シンポジウムで掛谷が口頭発表を行いました。

講演題目は、“Generation of Circularly Polarized THz Radiation from Bi2Sr2CaCu2O8+δ Mesa Structures

高温超伝導体のテラヘルツ光源に関する全体的なレビューののち、最近確認された円偏光テラヘルツ波の放射について報告しました。

前半で、昨年5月に出版されたレビュー論文が2016年のハイライトに選ばれたため、現在フリーアクセスとなっているという紹介では、かなり興味を持っていただき、講演後、座長をはじめとする国内外名からの聴講者から様々な質問が来ました。

円偏光放射に関する報告に関しては、発振現象をはじめに実証した論文の責任著者である研究者であるU. Welp博士からの質問があり、セッション終了後に昼食をともにしながら議論を行いました。