スウェーデンでの超伝導デバイスに関する国際会議で招待講演

スウェーデンの北部、いわゆるラップランドのBijorkildenにおいて4月10日から17日まで行われた14th International workshop on High-frequency Superconducting Electronicsに掛谷(私)が参加し、
Generation of elliptically polarized terahertz waves from Bi2212
intrinsic Josephson junctions

の題目で招待講演を行いました。

関空からイスタンブール経由でスウェーデンの首都ストックホルムまで19時間、
ストックホルムから良質で知られるスウェーデン鋼の原料となる鉄鉱石の生産で有名なキルナまで飛行機で1時間半、
そこから列車でさらに2時間かけて、ようやく現地に到着しました。

会場は、フィヨルド地形に囲まれたツンドラの中にあるホテルで、ここにほぼ1週間カンヅメで会議が行われました。

セッションだけでなく、寝食を共にして多くの時間を参加者全員で共有するこのスタイルの会議は、その後非常に良い関係に発展させることが良くあり、大好きなやり方です。

今回も、3食を同じレストランで取るという型式で、日が経つにつれ、初対面であった参加者同士が一緒に食事をして、研究に関する議論を深めていきました。

単調な食事に飽きないわけではないですが、それにまして新しい仲間を作れるというのは、魅力的なことです。

私も、数多くの新しい友人を作って、新しい共同研究先を3件ほど見つけてきました。

主にヨーロッパの研究者たちと寝食を共にして、議論を深めて再会を約束しました。

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学会の参加者で作ったイグルー、もっともたくさん人が乗ったイグルーとして、ギネスブックに申請するそうな

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イグルーの向こうに広がるオーロラ。私は肉眼で見ることはできませんでした。

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スウェーデンでもっとも標高の高い場所にあるロッジへのエクスカーション。とはいえ、標高はわずか1,200メートル。

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ワークショップまとめのスライド。参加の日本人はわずか2名。

新しいメンバーが加わりました

研究室に新しいメンバーが3名加わり、4月1日から新体制で始動しました。

ちょうど満開になった桂キャンパスの桜の前で集合写真を撮りました。

今年1年もどんどん研究成果を出していきます。

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右から
野村、時任、渡邊、土居、掛谷、池端、藤田、岡本、アセム、小森